- ゲーム感覚、パズル感覚で、裁判員と刑事裁判のすべてがわかるコンパクト版。同時に、この本は、裁判員となった場合に、即、そのまま法廷で手帳として使えるようなものになっています。
- 裁判員時代に、実際に市民が「自分にも刑事裁判ができる」と思えるようになるための5つの扉。刑事裁判の真実の姿を示す5大事件をオムニバス形式で取り上げ、市民が実感として裁判のかんどころがつかめるようにその裏側を明かしています。
- 裁判員にとって最も苦しい判断になる死刑の当否。この究極の決断について、これまでどういう基準で死刑が下されてきたのか、これからの市民の新しい死刑判断のあり方は…など、市民の不安を解消するために実際の事件を織り交ぜてわかりやすく示しています。
- 裁判員制度に関するあらゆるクエッションに答えたQ&A集。市民からの様々な疑問に対して、公式論ではなく実質的に答えている点に特色があります。
- 新しい裁判員時代の新しい裁判の形について、物語形式で示した気軽な読み物(これは実用書ではなくて、読み物です)。
- 1959年東京都生まれ。東京大学法学部卒。裁判官を経て、現在、弁護士(東京弁護士会所属)。 著書は、パロディ社の「シャル・ウイ・ジャッジ?」シリーズのほか、学研新書「裁判員のためのかみくだき刑法」、「裁くための練習帳」(学習研究社)など。