やっぱり展覧会はいい。楽しい!作家としての醍醐味だ。
ところで「amorphous」と言う展覧会タイトルについて会期中、「ってどういう意味ですか?」と言う質問を何度も受けた。
なので、ここにその心を記しておく。
僕は作品を制作する時、「気持」や「心」を込めていっしょうけんめい創る。
だけど「気持」も「心」も形が無くて見えない。
「愛情」とか「真心」の想いも形が無いけど存在している。
そして想う人それぞれにいろんなかたちで存在している。
そんな事から「無定形」を表現している言葉を捜したら、ギリシャ語の「形のない」と言う意味を持った「amorphous」に行き着いた。
そして「amorphous」にはもう一つ「非結晶体」という意味があった。
しかも「非結晶体」は、「ガラス」を定義する言葉…このとき僕のやっていることと、気持の部分が結びつき整合性がぴっちりと噛み合った。
その意味が解った時、「な〜んだ、だから僕はガラスなんだ。」そう認識した。
ガラスに取り組んで19年目の答えの言葉、「amorphous」。
 
 
ギャラリーhigh-kyoの外観
 
 

半地下の入り口脇の風景

 
 
ギャラリーhigh-kyoの扉は古い家屋のガラス戸が取り付けられている
 
 
芳名帳が置いてあるコーナー
 
 

入り口を入ったところ

 
 
ガラスの中の小宇宙
 
 
惑星が点在する世界
 
 
カフェスペースのいたずら書き
 

 






 
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